
こんにちは、ユスティナです!
イタリア・ヴェネツィアから日帰りで訪れることができる小さな島、ブラーノ(Burano)。
運河に沿ってカラフルな家が立ち並ぶその光景は、まるで絵本の世界のよう。今回、実際にブラーノ島を訪れてみて、「写真映え」だけじゃない魅力をたくさん感じました。
この記事では、ヴェネツィアから日帰りで行けるブラーノ島の魅力を、実際に訪れて感じた3つのポイントとともに、行き方や過ごし方のコツもあわせて紹介します。旅の計画の参考になれば嬉しいです。



ブラーノ島で実感した3つの魅力
まるで虹色の絵本の世界
初めて目にしたブラーノ島の町並みに思わず口にした一言が、
「わお!虹色だ!」(笑)
それくらい、町全体が鮮やかな色彩に包まれていて、本当に圧倒されました。
おとぎ話の中に出てきそうな、おもちゃのような街並みは、まさにフォトジェニックの宝庫。
「死ぬまでに一度は訪れたい、世界で最も美しい場所」のひとつに選ばれているというのも納得です。




ちゃんとしたカメラを持って行って本当に正解!
写真好きの方なら、一日いても飽きないくらい、撮影スポットがあちこちに広がっています。
実はこのとき、すでにヴェネツィア本島とムラーノ島を歩き回っていたので、正直ちょっと疲れていたんです。でも、この景色を見た瞬間、不思議と足の疲れも吹き飛びました。
霧と漁師の知恵から始まった伝統
ブラーノ島の主な産業は、伝統的なレース作りと漁業。
でも、この島の一番の魅力といえば、やっぱりカラフルな家々がぎっしり並ぶ街並みです。
「なんでこんなにカラフルなんだろう?」と気になって調べてみたところ、
実はこの色とりどりの家には、ブラーノならではの歴史的な背景がありました。

この地域は霧がとても多く発生する場所なんだそうです。
そこで、漁師の人たちが海から帰ってきたときに、自分の家を遠くから見分けられるようにそれぞれの家を違う色に塗ったのが始まりなんだとか。
そこから少しずつ広まり、今では島全体がカラフルな家に囲まれた風景になったそうです。

そして驚くのが、現在では家の色を塗り替える際に政府の許可が必要ということ!
勝手に好きな色を塗ることはできず、政府指定のカラーパレットの中から選ぶ必要があるのだそうです。
景観を守るために、街全体のバランスにも配慮されているというのがとても印象的でした。
ただ可愛いだけじゃない、この街並み。
暮らしの知恵と文化、そして住民たちの思いが今もちゃんと守られているということを知ると、ブラーノ島の魅力がさらに深まった気がしました。
ゆっくり流れる時間とそこに暮らす人たち
ブラーノ島には、観光客が写真を撮ったり、お土産を探したりといった賑わいがある一方で、
今も変わらず、ここで日々の暮らしを営んでいる人たちがいます。
カラフルな家々の前を歩いていると、何度か見かけたのが、
玄関先でおしゃべりに花を咲かせるおばあちゃんたちや、静かに掃除をしている人の姿でした。

観光地に来たというよりも、どこか誰かの町をそっと訪れているような気持ちになって、思わず立ち止まりました。
この島に流れているのは、都会のようにせかせかとした時間ではなく、
もっとゆるやかで、丁寧で、素朴な日常の時間。
何気ない暮らしの中に、この島にしかない静かな豊かさが流れているんだな。
そんなことをふと思いながら歩いていたら、写真を撮る手も少しだけ止まって、
ただこの静けさを感じていたくなりました。
観光スポットとしてのブラーノ島の魅力だけじゃなく、
“暮らしの場所”としてのブラーノ島もまた、心に残る風景になりました。
ブラーノ島での過ごし方
ブラーノ島には、小さなレストランやジェラート屋さん、レース製品を扱うお土産屋さんが点在しています。観光のコツは、カフェ休憩を挟みながら、ゆっくりと島を巡ること。
滞在時間は2〜3時間ほどあれば、主要スポットを押さえつつ、のんびり写真を撮ったり休憩したりするのに十分です。
① 中心広場&カラフルな運河沿いを散策

到着したら、まずは島の中心、ガルッピ広場(Piazza Galuppi)へ。
そこから運河沿いへ歩くと、カラフルな家々と橋が作る絶景が広がります。特に朝や夕方は光が柔らかく、人も比較的少なめで撮影にぴったり。
ポイント
観光地とはいえ、ブラーノ島は今も人々が暮らす場所。細い路地では静かに歩くよう心がけると、島ならではの落ち着いた空気感が味わえます。
② レース博物館(Museo del Merletto)を訪問
ブラーノ島の伝統工芸「レース作り」の歴史を学べる場所。運が良ければ、職人さんが実際に作業している様子も見られます。
③ 名物ランチや軽食を楽しむ
レストランでは、新鮮な魚介を使った郷土料理のリゾット・ディ・ゴーや、シーフードパスタがおすすめ。
時間がない場合は、カフェやジェラート屋で軽く済ませてもOK。
④ アートギャラリーや工房巡り
島のあちこちに小さなギャラリーや工房があり、地元アーティストの作品をのぞくことができます。カラフルな町並みに映える雑貨や絵画は、お土産にも◎。
レース工房もぜひ覗いてみてください。
⑤ お土産探し
レース製品のほか、ブラーノらしい色鮮やかな陶器、手作り雑貨、ポストカード、マグネットも人気。お気に入りを探すのも旅の楽しみのひとつ。

ヴェネツィアからのアクセス方法
ヴァポレットでブラーノ島へ
ヴァポレット(Vaporetto)は、ヴェネツィアの水上バスのことです。
ヴェネツィア本島からブラーノ島へ行くなら、Fondamente Nove(フォンダメンテ・ノーヴェ)駅発の12番線ヴァポレットが最もスタンダードで、便数も豊富です。所要時間は約45分〜50分で、途中ムラーノ島やマッツォルボ島にも停車します。
片道6.50ユーロで、観光シーズン中は本数が多めですが、午後より午前中の便が比較的空いていて快適です。
私は約15〜20分ほどサン・マルコ広場周辺から歩いてFondamente Noveまで行きました。観光前に余裕をもってターミナルに向かうのがおすすめです。
ポイント
時期によってはかなり混み合うので、午前中の早めの時間に出発するのが◎。
また、座席が埋まりやすいので、座りたい場合は少し早めに並ぶのがおすすめです。
チケット情報
チケットは、ACTVの公式サイトや「Venezia Unica」からオンラインでも購入できますが、主要な乗り場には券売機があるので、その場でも購入可能です。
チケットに関するアドバイス
・切符は必ず事前購入し、乗船前に刻印(バリデート)してください。刻印時点で有効時間がスタートします。刻印し忘れると無効になることもあるので要注意。
・観光をたくさんする方には1日券(約25ユーロ)や2~3日券(35~45ユーロ)などを活用するのがお得です。
▶ ACTV公式サイト(時刻表・路線図)
https://actv.avmspa.it/en
▶ Venezia Unica(チケット購入)
https://www.veneziaunica.it/en
まとめ
ヴェネツィアから気軽にアクセスできるブラーノ島は、ただ「カラフルでかわいい」だけじゃなく、
歴史や暮らしの知恵、そして今も続く静かな日常の風景が印象的な場所でした。
実際に訪れてみて、写真映えスポットを巡るだけでなく、
この島で流れる“ゆったりとした時間”に触れられたことが、旅の一番の思い出になったように思います。
ヴェネツィアからの日帰り旅行にぴったりの場所なので、訪れる際はぜひカメラを持って、
急がず、のんびりとブラーノ島を歩いてみてください。
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