イタリア旅行の中でも一番と言ってもいいくらい気に入った、カラフルポップな町「ブラーノ島」。
今回はブラーノ島へ行って思ったこと、感じたことをまとめてみました。
カラフルさに圧倒された
ヴェネツィアンガラスで有名なムラ―ノ島から出発して、ヴァポレットという水上バスで揺られること約30分…ようやく到着しました。
ちなみにこの時は、12番のヴァポレットに乗りました。ヴェネツィア本島から行く場合は、サン・マルコ付近にあるSan Zaccaria駅の12番水上バスに乗れば大丈夫です。料金は一人6.50ユーロくらい。そこから45分くらいで、ブラーノ島に着きます。このバスはムラーノ島へも行くので、ムラーノ島へ行きたい方も乗れます。
ブラーノ島の町並みを初めて目にした時の感想は、
「わお!虹色だ!」でした。笑
町全体が本当に色とりどりで、その光景に圧倒されました。
ブラーノ島の前にヴェネツィア本島とムラーノ島に行っていたので、ちょっと歩き疲れていたのですが、この町を見た瞬間足の痛みなんてすぐに吹っ飛びました。笑
おとぎ話や空想の話に出てきそうなおもちゃみたいな町なので、写真に収めずにはいられませんでした。ちゃんとしたカメラ持って行って良かった!下の方に何枚か載せています♪
「死ぬまでに一度は行ってみたい、世界で最も美しい場所」の一つに選ばれているだけあって、この町を訪れる人にとっては本当に忘れられない旅の記録になると思います。
あと、フォトジェニックな写真も沢山撮れますよ。写真好きさんには一日いても足りないような最高な写真スポットです。
島の歴史を感じることができた
主な産業は漁業とレース作りとなっていますが、ブラーノ島の特徴と言えば、やっぱりこのギッシリ並んだ色鮮やかなお家。
どうしてこんなにカラフルになったんだろうと気になったので調べてみたら、霧が多いこの土地で、漁師の旦那様が自分の家を遠くからでも見分けられるようにペイントしたのが始まりで、そこからどんどん広まっていってこうなったんだとか。
今では、家を塗り替える時は政府から許可を貰って政府指定の色を塗らないといけないみたいです。
町の全体的な色のバランスにも気をつけているようで、ちゃんと伝統を守り続けてるんだなぁと感心しました。
時間がゆったりしていた
そういえば、人も普通に住んでましたよ。家の前を掃除したり、家の前に置いてある椅子に座ってペチャクチャ喋るおばちゃんたちを何回か見かけました。笑
こんな平凡な光景を見ていると、やっぱり色々と考えさせられます。
「本島から離れた、海に囲まれた島に住むって、どんな感じなんだろう」
「時間の流れ方も生き方も、きっと全然違うんだろうな」
「普通の人が住んでいるのに毎回何千もの観光客が訪れるなんて、ちょっと可哀想な気もする」
「私達の生活より不便に見えるのに、ここに住んでいる人たちはみんな何だか幸せそう」
そんな事を考えながら歩いていました。笑
最後に
ヴェネツィアに行くなら、ブラーノ島は必須!私も是非また行ってみたいです。今回はトータル3時間くらいしか居れなかったので、次回はもう少しゆっくり出来たらいいなと思います。
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