
こんにちは、ユスティナです!
数週間前、出張でドイツのデュッセルドルフを訪れました。
観光目的ではなかったのですが、せっかくなので空き時間を使って市内をざっくり観光。
今回は、短時間でも楽しめるおすすめスポットをご紹介します。
「ライン河の街」とも呼ばれるデュッセルドルフの雰囲気や見どころを、私が実際に歩いて感じた印象とあわせてまとめました。
トランジットや出張の合間など、限られた時間で観光したい方の参考になれば嬉しいです。
短時間で楽しむデュッセルドルフ観光
ライン河畔プロムナード(Rhein Promenade)
最初に訪れたのは、川沿いに広がる素敵な大通り「ライン河畔プロムナード」。

カフェやレストランが並び、ライン河とラインタワーを眺めながらお散歩できる人気スポットです。春から夏にかけては特に賑やかで、日が長いヨーロッパの夕暮れを楽しむ人々であふれます。
ベンチも多く、天気の良い日なら座って食事をしたり、本を読んだりするのもおすすめ。

実はこの通り、1995年までは高速道路が通っていましたが、都市景観改善のため地下化し、その上にプロムナードが整備されたそうです。ドイツ人建築家ニクラウス・フリッチによって設計され、並木の形も印象的です。
ライン河とカラフルな街並みの対比は、デュッセルドルフならではの風景。
私が訪れた日はあいにく曇りでしたが、晴れていればさらに美しい景色が楽しめたはずです。

アルトシュタッド(Altstadt)
プロモナードの等のすぐ近くに位置するこじんまりとした雰囲気のアルシュタッド。ここがデュッセル観光№1スポットとも呼ばれている、デュッセルドルフの旧市街です。
様々な国の料理を提供するレストランやオープンテラス、パブが立ち並び、伝統的なアルトビールも楽しめます。町並みを一望できる観覧車もあり、天気の良い日には乗ってみるのもおすすめです。

私が勝手に想像していたのは、チェコのような古い旧市街の景観でした。しかし、実際にアルトシュタットに歩みを進めたとき、「本当にここが旧市街なのか?」と一瞬戸惑いました。
調べてみると、デュッセルドルフという街は1159年には既に言及され、1288年には市としての認可を受けていた歴史の長い場所でした。石畳の整然とした舗装や重厚な建物は、こうした長い歴史の中で磨かれてきた風景だったのだと理解できました。

日曜日は定休日のお店が多いので、アルトシュタッドを訪れる場合は平日もしくは土曜日がオススメ。
マルクト広場(Marktplatz)
アルトシュタッドの中心にある、こぢんまりとしたマルクト広場。
市庁舎は1500年代に建てられた歴史的建造物で、長い歴史を感じさせます。
11月下旬〜12月末には、この広場でクリスマスマーケットが開催され、温かいグリューワインや屋台グルメで賑わいます。冬の観光にもぴったりです。

ケー二ヒスアレー(Königsallee)
ケーニスアレーは、街の中心部を流れる運河沿いに高級ブランド店やデパートが立ち並ぶ、デュッセルドルフを代表するショッピングストリート。川沿いにはオープンカフェやおしゃれなショップも多く、散策するだけでも楽しめる人気観光スポットです。
調べてみると、この通りは1800年代にヨーロッパを支配していたナポレオンによって造られたそうです。そんな由緒ある歴史があるとは驚きでした。

ここは夜景が特に美しいことで知られ、川の両岸がライトアップされてロマンチックな雰囲気に包まれます。今回は時間の都合で夜景は見られませんでしたが、天気の良い日には川沿いのベンチでのんびり過ごすのもおすすめです。
また、中央駅と旧市街の間にあるインマーマン通りにも近く、日本食店や日本関連のショップが立ち並ぶ、日本文化の発信地としても有名です。
まとめ
今回は、ライン河畔プロムナード、アルトシュタッド、マルクト広場、ケーニヒスアレーの4か所を短時間で巡りました。急がず歩いても、合計2〜3時間ほどで回れるコンパクトなコースです。
デュッセルドルフは、歴史とモダンな街並みがコンパクトにまとまった街。出張やトランジットなど限られた時間でも、十分に魅力を味わえます。
次回はもう少し時間を取って、夜景や他のエリアも楽しみたいと思います。
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