【ロンドン】ヴィクトリア&アルバート博物館で開催中の「ガブリエル・シャネル展」へ行ってきた!

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こんにちは、ユスティナです!

今回は、ロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館(略:V&A)で現在開催中の「ガブリエル・シャネル ファッション・マニフェスト展」(正式英語名:Gabrielle Chanel. Fashion Manifesto)へ行ってまいりました!

記録用に、展覧会の内容と感想をまとめておきます。

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展覧会について

2020年にパリで開かれた「ガブリエル・シャネル展 Manifeste de Mode」を経て、2023年9月からロンドンのケンジントンエリアにある、ヴィクトリア&アルバート博物館にて開催中。

そう、この展覧会、あのCHANELの創設者ココ・シャネル(本名:ガブリエル・シャネル)の生き様、独自のファッションスタイルの誕生と発展を描いた特別展なんです。

シャネルのイギリスでの回顧展はこれが初めてだそう!

CHANELの公式ページにも載っており、注目を集めています。期待が高まりますね。

ちなみに、2022年には日本でも開催されていたようです。

開催期間・入場料など

最新情報はV&A博物館のホームページをご覧ください。

説明
公式ページGabrielle Chanel. Fashion Manifesto
場所V&A博物館
Cromwell Rd, London SW7 2RL
開催期間2024年2月25日まで開催予定
追記:2024年3月10日まで延長されました!
入場料V&A博物館は入場無料ですが、シャネル展は特別展のため、観覧するにはチケットの購入が必要です。お値段や詳しい情報は公式ページ参照。
メンバーズのみ予約なしで観覧可能。

追記:大人気のため3月10日まで延長が決まったそうです!売り切れになっていたチケットも再発売され、メンバーズ会員でない方も予約可能となっていますので、興味のある方はご予約をお早めに。(2024年2月現在)

筆者は会員なので予約なしで入れました☆

展覧会の概要

今回の「ガブリエル・シャネル展」は、およそ200点のシャネルの歴史のあるルックの他、シャネルのジュエリーやフレグランス、アクセサリーなどがずらりと揃うとても稀有なエキシビションになっています。

どれもエレガントな女性らしいデザインで、筆者もドレスアップしたくなってしまうものがたくさんありました。

※写真は全て筆者が撮影したものです。無断転載は禁止します。

当時下着の素材として使用されていた生地(シルクジャージー)を活かしたブラウス。1916年発表ものらしいです。

ギャラリー

記録用に、ギャラリーの概要を大まかに説明しておきます。

Towards A New Elegance

ガブリエル・シャネルの帽子屋としての初期のキャリアの始まりから、ブティックをオープンするまでの経緯と、彼女がファッション業界で成功するまでの道が描かれています。

The Emergence of a Style

1920年代から1930年代をフォーカスに、シャネルがどのように独自の特徴的なファッションスタイルを築き、発展していったかに焦点を当てています。彼女のシンプルなカラーパレットと洗練されたデザインは当時先駆的でした。

The Invisible Accessory

あの有名な香水、CHANEL N°5の誕生とその他のアクセサリー(香水やメイク用品など)について語られています。

初代CHANEL N°5の誕生

Luxury and Line

ガブリエル・シャネルのイブニングドレスのプロポーションと素材の調和に焦点を当てています。

Closing the House

当時、戦争が彼女の私生活とファッションハウスに与えた影響について知ることができます。

The Suit

戦争後のシャネルファッションにクローズアップ。ファッション業界への貢献を決定づけた衣装たちをスポットライトに当てています。

Chanel Codes

シャネルのアクセサリーに対する概念やビジョンについて知ることができます。初期時代のハンドバッグなどもあり。

Into the Evening

シャネルのキャリア後半(1950年前後)と、クチュールコレクションの重要な部分となるイブニングウェアデザインに着目しています。

有名なリトル・ブラック・ドレス(LBD)なども見ることができます。

オートクチュールコレクションのドレス。60年代の映画『去年マリエンバートで』のために作られ、
「マリエンバート・ドレス」として知られるようになったそう。

Costume Jewellery

シャネルの特徴的なスタイルを探求。コスチュームジュエリーなどが紹介されます。

Timeless Allure

この展覧会のフィナーレとなる空間。シャネルのイブニングドレスがずらりと並び、眼福なワンルームです。

フィナーレの一部画像がこちら

ガブリエルがデザインしたイブニングドレスたちと当時のファッションショーを再現したもの。幸せな空間でした。

ギフトショップ

V&Aではシャネル展開催中の間、様々なギフトが購入できます。オンラインストアでも購入可能のようです。

店内にはノートブック、トートバッグ、ブックマークなどの小物や、シャネルの生涯やスタイルにまつわる本がずらりと並んでいました。

ブラックのトートバッグが大人気らしく、筆者も即ゲット!

ギフトショップの一部画像

感想

シャネルがファッション業界で成功するまでの経緯や、彼女のファッションスタイルが誕生・発展していく過程を実際の衣装やアクセサリーを通して知ることができ、とても貴重な経験ができたと思います。

ブランドとしてのCHANELを見る目も変わり、ファッションセンスが少し洗練された気がしました。←後者の方は多分気のせい(笑)

自分の中での一番の収穫は、「黒色」に対する見方が変わったこと。

ガブリエル・シャネルは、「自立」や「自由」といった意味を込めて、黒色をあえてレディースファッションの中に取り入れていました。1920年代ではネガティブなイメージが強かった黒が「モダン」や「洗練された」イメージに変わり、普段の生活に馴染み始めたのは、彼女の存在が大きく影響しているそうです。

それでは最後に、ガブリエル・シャネルの名言で締めくくりたいと思います!

Before me, nobody dared to wear black.

引用元:The World According to COCO

まとめ

今回はV&A特別展「ガブリエル・シャネル ファッション・マニフェスト展」の基本情報と主な内容を紹介しました。この記事が少しでもためになったよ〜という方、気に入っていただけた方はSNSなどで共有していただけたら嬉しいです☺️

   
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筆者について

ユスティナ│ロンドン在住
ハンガリーとロシアのハーフ。日本育ち。
詳しくはブログの概要欄まで。

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