こんにちは、ユスティナです!
一昨年の夏にブダペストに新しくオープンした高級5つ星ホテル、「Wブダペスト(W Budapest)」をご存じでしょうか。Wブダペストは、ブダペストでの贅沢なホテルステイを満喫できるラグジュエリーホテル。
実は、私事ですが、今年中にWブダペストで結婚式を挙げることが決まり、ありがたいことにホテル内部を案内して頂きました✨
ということで、こちらの記事では、建物の歴史や客室、レストラン・バー、スパ等のホテル内施設についてまとめています。ご滞在の参考になれば嬉しいです。
「Wブダペスト」とは
Wホテルの基本情報や建物の歴史について紹介します。
基本情報
説明 | |
ホテル名 | W Budapest |
格付け | ★★★★★ |
位置 | Budapest, Andrássy út 25, 1061 Hungary |
最寄り駅 | Opera駅(メトロM1号線。すぐ目の前。) Deák Ferenc駅(メトロM1, M2, M3号線。徒歩約10分。) |
公式サイト | 公式ホームページ インスタグラム |
ホテルグループ | マリオットインターナショナル(Bonvoyポイントが溜まります) |
予約方法 | 公式ホームページ Booking.com |
ホテルのちょうど向かい側にはハンガリー国立歌劇場(オペラ座)が見え、Opera駅がすぐそばにあるため交通の便も抜群。また、アンドラーシ通り沿いにはヨーロッパの有名なブランドが沢山あるので、ショッピングにもぴったりなロケーションです。
ただしブダペストの名所、ドナウ川からは少し離れているので、王宮や鎖橋などの夜景を見たい方は徒歩20分ほどかけて歩いていくか、地下鉄に乗っていく必要があります。
建物の歴史
長い年月を経て2023年7月にマリオット・インターナショナル系列の5つ星ホテルとしてリニューアルオープンした「W Budapest」の建物は、実は1883年に建設されたもので、140年以上もの長い歴史を持っています。
もともとは「ドレッシュラー宮殿(Drechsler Palace)」と呼ばれる建物で、ユネスコ世界遺産認定のアンドラーシ通りに位置しています。
ハンガリーの有名建築家であるリヒネル・エデン(Lechner Ödön)が設計したネオ・ルネッサンス様式の建物は、当時、ハンガリー国鉄年金機構の住宅として利用され、中にはカフェテリアもありました。後にカフェテリアはレストランへと改装され、住宅の一部のみ国立バレエ学校として使われることになったそうですが、レストランの閉店後、徐々に空き家化していきました。
そんな長い歴史ある建物の改修に携わったのは、ロンドンを拠点とするボウラー・ジェームス・ブリンドリー(BJB)とハンガリーの設計事務所、バナティ+ハートヴィッヒ。彼らは、15年間空き家だったこの建物の輝かしい歴史を活かしたいと考えました。
洗練されたデザインのインテリアは、従来のコンセプトに基づいて一つ一つ改修・再構築されており、床、手すり、ステンドグラスなどが当時の面影を感じさせます。外観もファサード、ドアや窓などのあらゆる箇所が原型を残しています。
客室は上階。グラウンドフロアには受付・ロビー、イベントスペース、レストラン・バーがあり、地階にはスパ、バー、ランドリー等が収容されています。
客室
上階は客室エリアに改装され、計151室を有しています。
部屋はテーマごとにそれぞれのスタイルが異なっており、コージールーム(Cozy Room)、ワンダフルルーム(Wonderful Room)、ファビュラスルーム(Fabulous Room)、クールコーナールーム(Cool Corner Room)、ファンタスティックルーム(Fantastic Room)などのタイプがあります。
どの部屋もそれぞれのスタイルにマッチしたインテリアを上手に取り入れていて、居心地の良い空間となっています。
壁や床に使用されている白黒のチェック模様は、「ハンガリーらしさ」を残したいと考えたBJB(ロンドンの建設事務所)が、セーチェニ温泉に入りながらチェスをしているハンガリー人の姿を見て提案したものらしいです。とてもユニークな発想ですよね。
レストラン&バー
ロビーへ足を踏み入れるとすぐ目に入るお洒落なレストラン&バー。
レストランの正式名は「Nightingale Beefbar」だそうで、名前の通り、牛肉を使用したモダンなアジアンフュージョン料理を提供しています。牛肉以外だけでなく鶏肉・豚肉・魚などを調理したメニューや、野菜だけのベジタリアンメニューもあります。向かいのバーエリアはドリンクがメインとなっていて、スナックなどの軽食のみ食べれます。
レストランではアラカルトのランチ・ディナーメニュー以外に、一人12500Ft(約5100円ほど)で味わえるビジネスランチメニューや、劇場前に食べれるプレシアターメニューなどのコース料理もあり。
筆者が行った2月はちょうどチャイニーズニューイヤーのスペシャルメニューをやっていたので試しに注文してみたのですが、期待を裏切らない味とクオリティで大満足でした。
名称:Nightingale Beefbar
お値段:$$$(やや高い)
公式ページ:https://beefbar.com/menus-nightingale-by-beefbar/
インスタグラム:https://www.instagram.com/beefbar_official/
※営業時間などの情報は公式ページを参考にしてください。
Society25(隠れ家バー)
あまり知られていないかもしれませんが、上記で紹介したロビーエリアのバー以外に、Society25という隠れたバーもあります。
隠れ家のような雰囲気のこちらのバーは、秘密の入り口がとても刺激的!入口には看板が全くなく、中へ入るにはインターフォンでベルを押す必要があります。ドアを開けると地下への階段が現れ、大人の世界が広がります。
人込みから離れてゆっくりとした時間を味わいたい方や、大人のデートにも良いのではと思います。
ちなみに、エントランスはWホテルの右側(入口と正反対の場所)にあります。どうしても分からない方はホテルのスタッフさんに聞いてみて下さいね。
名称:Society25
お値段:$$$(やや高い)
公式ページ:https://www.society25.com/
インスタグラム: https://www.instagram.com/society25bar/
※営業時間などの情報は公式ページを参考にしてください。
スパ
Wホテルの地下はスパエリアになっており、サウナ、スチームルーム、プールなどの施設があります。こちらのスパは、筆者も機会があれば訪れてみたい場所の一つです。
ちなみに、全身マッサージやフェイシャルなども提供しているようなので、興味のある方は「Away Spa」の公式サイトを覗いてみて下さいね。
名称:Away Spa
お値段:$$$(やや高い)
公式ページ:https://awayspa.wbudapest.com/
※営業時間などの情報は公式ページを参考にしてください。
まとめ
いかがでしたか?今回はブダペストの高級5ツ星ホテル「Wブダペスト」を紹介しました。ブダペスト旅行を考えている方、ちょっとしたラグジュエリーをお求めの方の参考になれば幸いです。
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